愛犬と車でお出かけ│その際の注意点5つをご紹介
暑い日が続き、様々なイベントが行われていますね。愛犬と一緒に、車でお出かけしてみよう!とお考えの飼い主様も多いのではないでしょうか?
しかし、その際にはいくつかの注意点があります。せっかくのお出かけを楽しく素敵な思い出にするためにも、犬を車に乗せる際の注意点をご紹介します。
ドッグランに出かける際の注意点についてはこちらの記事で解説しています
■目次
1.犬を車内に放置しない
2.必ずキャリーに入れ、車に固定する
3.近距離から慣らす
4.こまめに休憩を取る
5.犬の様子を確認できるようにしておく
6.まとめ
1.犬を車内に放置しない
車内は外気温よりも急速に上昇するため、熱中症の危険性が大きく高まります。
そのため、絶対にペットを車内に残さないようにしましょう。
具体的には、気温35℃で、窓を閉めてエンジンを止めた状態で駐車した場合、わずか15分で熱中症のリスクを表す暑さ指数が危険なレベルに達するともいわれています。
なお、上記は人間においての目安です。動物は熱がこもりやすい特徴があり、人間以上に熱中症になりやすいといえるため、より注意が必要です。
また、エンジンをつけたままでも、何かの拍子に切れてしまうこともあり危険です。また、窓を開けていても、すぐに車内温度は上がってしまいます。犬から目を離すことは思わぬ事故につながるため注意してください。
2.必ずキャリーに入れ、車に固定する
犬が車中で自由な状態だと、犬の動きでハンドル操作を誤ったり、視界が遮られたりします。また、偶然ドアのロックが解除されることも考えられます。
事故にあってしまった場合、未固定のキャリーは車外まで投げ出される可能性もあるため、しっかりと固定しましょう。
3.近距離から慣らす
いきなりの長距離移動は犬にとって大きな負担になります。まずは、近所へのお出かけから始めて車に慣れさせましょう。
はじめは、緊張や不安から怯えてしまうかもしれません。そのようなときは優しく声をかけ、車に乗ると楽しい所へ行ける、車は怖いものではないと学習させてあげましょう。
4.こまめに休憩を取る
長時間の連続した移動は、慣れた犬にとってもストレスになります。こまめに休息を取り、リフレッシュさせてあげましょう。
また、排泄できる場所の確認やドッグラン併設のサービスエリアなども、確認しておくと安心です。このときに水分補給もしっかり行いましょう。
5.犬の様子を確認できるようにしておく
休憩以外でも、こまめに犬の様子を見て異変がないか確認しましょう。
以下のような症状が見られる場合は、車酔いの可能性があります。
・落ち着きがなくなる
・ふるえる
・よだれを垂らす
・あくびが増える
・下痢や嘔吐をする
・ぐったりしてしまう
また、事前に車酔いを予防するためにできることは以下の通りです。
・空腹・満腹を避ける
┗食事は乗車の2時間前には済ませる
・犬が落ち着く環境を作る
┗慣れたキャリーや毛布などで作る
・車の揺れが最小限になる道を選び、安全運転を心がける
・酔い止めを飲ませる
酔い止めは、事前に動物病院で獣医師の診察を受け、必要があると判断された場合に処方されます。投薬方法は獣医師の指示に従いましょう。
まとめ
せっかくのお出かけでも、愛犬がつらい思いをしては意味がありません。
今回ご紹介した注意点を参考に、たくさんの思い出を作って頂ければと思います。
また、お出かけを予定しており、何か不安なことや心配なことがあるときには、事前にかかりつけの獣医師に相談しておくと安心です。
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