犬が噛む原因と噛み癖の改善方法について|噛み癖の原因は様々
犬が人間を噛む場合には、さまざまな原因が考えられます。
噛み癖が進行すると、人を怪我させてしまう場合や、家族と円滑にコミュニケーションが取れなくなってしまう場合もあるので注意が必要です。
今回は、犬が人を噛む原因と改善方法、やってはいけないことについて解説していきます。
犬が人を噛む時に考えられる原因
犬の噛み癖の原因としては、下記のようなものが考えられます。
・口の中の痒み:乳歯が残っている場合など口腔内に違和感がある
・ストレス:留守番が長いなど家族や同居犬からのストレスが蓄積している
・飼い主との遊び、しつけが不十分:十分な遊びを行っていない、飼い主が噛むことを容認している
・興奮:嬉しさや興奮などの感情表現として噛んでしまう
・恐怖・過去のトラウマ:過去に嫌なことをされた恐怖に対する防衛反応として噛んでしまう
他にも犬の個体や状況によってさまざまな噛む原因が考えられます。
犬の噛み癖の正しい改善方法
犬の噛み癖の正しい改善方法としては、下記の通りです。
1.犬に噛まれたら無言で手や足を隠し、そのまま退出する
2.数十秒で戻ってきて、何事もなかったように接する
基本的に、噛まれたからといって過剰に反応し、怒ってはいけません。
愛犬が「噛みつくと反応してくれる!」と思ってしまうため、噛み癖の改善にはつながらないでしょう。
噛まれた場合には、無視をして愛犬に「噛むと遊んでもらえなくなる」と認知させることが大切です。
家族全員で統一しないと意味がないので、家族の中でしっかりと情報共有し、噛み癖を治していきましょう。
犬が噛む場合に意識すべきこと
・愛犬が嫌がる部位に触らないようにする:手足の先や顔まわりなどは触らないようにする
・おもちゃを使用する:ロープやコングなどのおもちゃを利用する
・犬同士で遊ぶ機会を作る:噛みつき抑制を学習させる
・専門家に相談する:家族が怪我をしてしまうようならば、獣医師など専門家に相談する
犬は、一般的に手が頭上から近づくことや、足先や顔に触られるのを苦手なことが多いです。
愛犬が嫌がるようなスキンシップは控え、徐々に慣らしていくようにしましょう。
犬は遊びの中で、噛む力加減を知るので、しつけ教室に参加し他の犬と遊ばせるのもおすすめです。
噛み癖がひどく、家族が怪我をしてしまうようならば、獣医師に相談するようにしましょう。大きくなったら深刻な問題に発展することもあるので、早期の対処が必要です。
犬が噛み癖を悪化させる行動
犬の噛み癖に対しては、以下のような行動は行ってはいけません。
・強く叱る、殴る、叩くなどの体罰
・大きく反応する
・人の手足を使ってじゃれさせる
体罰は、犬との信頼関係が崩れたり、恐怖やストレスによって噛み癖が悪化したりする場合もあります。
また、大きく反応したり、手や足を使って遊んだりすることは厳禁です。
「噛んだら、反応してくれる!」と犬に誤った認識を植え付けてしまい、逆効果になることがほとんどであるので注意しましょう。
まとめ
犬の噛み癖は、放置しておくと、家族を怪我させたり、動物病院の受診が困難になったりすることもあるので注意が必要です。
若いうちから対処することで、より改善しやすいので、犬の噛み癖に悩んでいる飼い主さんは、本記事で紹介したような対処法を実践することをおすすめします。
もし噛み癖についてお困りの際は、当院にお気軽にご相談ください。
東京都世田谷区の動物病院なら『つるまき動物病院』
〈参考文献〉
犬と猫の問題行動の予防と対応(緑書房) p16-17 p205-p208