子犬・子猫のお家での過ごし方・食事編|迎え入れたらすべきこととは?
初めて子犬や子猫を迎え入れる方にとって、自宅での遊ばせ方や、食事の種類や回数など、分からないことは多いと思います。
今回は、子犬や子猫を迎え入れることを検討している、もしくは既に一緒に生活し始めた方へ、お家での過ごし方や食事の与え方について解説していきます。
子犬・子猫のお家での過ごし方
子犬・子猫のお家での過ごし方について注意点をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
・部屋に慣れてもらう
子犬や子猫を家に迎え入れた時には、部屋に慣れてもらうことが大切です。
臆病で警戒心の強い子は、初めての環境になかなか慣れてくれないこともあります。
無理に連れ出すことは控えて、時間をかけてゆっくり慣れていってもらいましょう。
・トイレトレーニングを行う
子猫の場合には、トイレの場所を教えると、上手に排泄してくれることが多いですが、犬の場合にはしつけが必要です。
最初のうちはいつ排泄しているのか観察しトレーニングスケジュールをたてましょう。
時間になったらトイレに連れて行き、サークルの扉を閉めて排泄するまで待ち、トイレで排泄したら思いっきり褒めてあげましょう。
また、子犬をサークルの外に出している間は目を離さないようにし、遊びの最中でもこまめにトイレへ連れて行ってあげてください。
・誤食、骨折に気を付ける
子犬や子猫は、誤食が非常に多いです。
子犬・子猫の手が届くところに誤食する可能性があるものを置かないようにしましょう。
また、骨も細いことが多く骨折しやすい為、飼い主様が誤って踏んでしまったり、ドアで挟んだり、高いところから落ちてしまって骨折してしまう原因を作らないよう注意しましょう
・夜泣きの対処法を知っておく
子犬は夜泣きをすることも多いです。
夜泣きに関しては、少しかわいそうですが、無視するようにしましょう。かまってしまうと子犬が「鳴いたら来てもらえる」と勘違いしてしてしまうことが多いです。
なるべく無視が良いですが、気になる方は、一緒の空間で寝てあげて、寂しさを感じさせないようにしましょう。
子犬の食事について
子犬の食事は、与える食事と回数に注意が必要です。
生後1ヶ月までは、犬用のミルクを使用して栄養素を補充してあげます。
その後、生後2ヶ月に差し掛かる時期では、離乳期になりますので、子犬用フードをふやかしたものを与えていくと良いでしょう。
食事回数は、子犬がエネルギー切れを起こし低血糖状態にならないように、1日4〜5回与えてあげると良いです。
また、乳歯が生え揃ってくる生後2ヶ月以降からドライフードに変更してあげると良いでしょう。
その後は、生後6ヶ月にかけて、食事の回数を1日2〜3回までに減らしつつ適切な量・回数を見極めることが大切です。
子猫の食事について
子猫の食事も、子犬と同様に生後1ヶ月までは、授乳期ですので、子猫用のミルクを使用してあげると良いでしょう。
ミルクをあげる回数は、低血糖防止のため1日6回程度与えてあげると良いです。
生後2ヶ月以降は子猫用のドライフードに完全に移行しても大丈夫です。
その際の、ご飯の回数は1日4〜5回程度与えてあげると良いでしょう。
その後、生後6ヶ月にかけてご飯の回数を1日2〜3回までに減らしていくようにしていきましょう。
まとめ
子犬・子猫のお家での過ごし方や食事では、気を付けるべきポイントが非常に多いです。
骨折や誤食に気を付けつつ、適切な食事を適切な回数で与えることが大切です。
もし、子犬・子猫を迎え分からないことやお困りごとがある際はお気軽に当院にご相談ください。
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