子犬、子猫の健康診断、予防診療について|迎え入れたらすべきこととは?
子犬、子猫の健康診断や予防診療は、お家に迎え入れたら必ず行っておきましょう。
もし、行わないと感染症にかかってしまう恐れもあるため、健康診断や予防診療は非常に大切です。
本記事では、子犬、子猫の健康診断・予防診療について行うべきことを解説していきます。
なぜ子犬・子猫の健康診断・予防診療が必要なのか
子犬・子猫は、免疫力が弱くさまざまな感染症にかかりやすいため、お家に迎え入れたら必ず健康診断や予防診療を行うことが大切です。
そのため子犬子猫を迎え入れたら、動物病院を受診するようにしましょう。
子犬、子猫は寄生虫や様々な感染症を持っている可能性があるため注意しましょう。
すでに、犬や猫がいるようであれば、家庭内に感染が広がる原因にもなりますので、しっかり健康診断・予防診療を行うことをお勧めします。
子犬の健康診断・予防診療で行うべきこと
子犬の健康診断や予防診療では、以下のように行うべきことが多く存在します。
・混合ワクチン(子犬の場合、3回のワクチン接種が必要)
・狂犬病(1年に1回接種義務あり)
・フィラリア予防(毎月1回の予防を推奨)
・糞便検査
・ノミ、ダニ、寄生虫などの駆虫薬投与(毎月1回の予防を推奨)
生後2ヶ月を超えた子犬であれば、ワクチン接種やフィラリア、ノミ、ダニの予防を行ってあげましょう。
また、寄生虫がいないかどうかの糞便検査も大切です。
「うちの子は、外に出さないから」「ワクチン接種してないけど、大丈夫でしょう」と予防診療や健康診断を行わないと、場合によっては重度の感染症にかかってしまうこともありますので、必ず予防診療と健康診断を受診するようにしましょう。
子猫の健康診断・予防診療で行うべきこと
子猫の健康診断・予防診療では、以下のように行うべきことが多く存在します。
・混合ワクチン(子猫の場合、2回のワクチン接種が必要)
・猫エイズ、白血病の検査
・糞便検査
・ノミ、ダニ、寄生虫などの駆虫薬投与(毎月1回の予防を推奨)
子猫の場合も生後2ヶ月を超えた際に、ワクチン接種を行ってあげるようにしましょう。
野良猫の場合は、子猫の段階でもノミ・ダニまみれである場合もあるので、ノミ・ダニ・寄生虫の予防は行ってあげるようにしましょう。
また、同居猫と一緒の空間で生活する場合は、猫エイズ・白血病を持っていないかどうかの検査することも大切です。
猫エイズ・白血病は、発症するとなかなか治療することが難しいため、感染を予防することを心がけるようにしましょう。
まとめ
今回は、子犬、子猫の健康診断、予防診療について解説してきました。
子犬、子猫は、免疫力が弱くさまざまな感染症にかかりやすいです。また、お家に迎え入れた段階で、すでに感染症を持っていることもあります。
そのため、飼い主様は、子犬、子猫をお家に迎え入れたら動物病院を受診して健康状態に異常はないか、予防接種はいつから行うかなど獣医師に相談するようにしてあげましょう。
子犬や子猫の健康診断や予防診療ご不明な点がある方はお気軽に当院にご相談ください。
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